使うほどに変化する、育てる道具
無駄のないスッキリとした形。
二股のフォークです。
柄の部分には凹凸模様が施され、指先にほんの僅かにザラっとした感触が。
真鍮の鈍い光沢感と相まってとても上品な印象になっています。
りんごや桃などのフルーツを食べる時や、チーズやオリーブなどちょっとしたおつまみにも。
来客時に、羊羹やカステラなどに添えて出したら品のある雰囲気できちんと見せてくれそうです。
日本茶でも、紅茶でもコーヒーでも。
和洋どちらの雰囲気にもマッチしますよ。
作風・雰囲気について
金属の板を切り出して金槌で打ち、目指す形へと変形させていくのは根気のいる作業。
表面に現れた波のような模様、そのひとつひとつが手仕事の跡です。
真鍮は、胴と亜鉛の合金で、身近では5円玉がその代表です。
適度な硬度があり加工しやすいため、器やアクセサリーの素材としても多く用いられています。
時間の経過とともに色が深くなり、アンティークのような味わいに。
「変色して生活になじんでいく自然な感じが好き」
守田さんの言葉の通り、使うほどに変化して自分だけの道具になってくれますよ。
裏面に刻印が入っています。
【長 さ】 約10.0〜10.2cm
【 幅 】 約1.0cm
【素 材】 真鍮
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お気に入りを見つけてくださいね。
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守田詠美
1990年 富山県生まれ
2012年 富山大学 芸術文化学部芸術文化学科デザイン工芸コース卒業
2016年 東京にて制作開始
2018年 クラフトフェアまつもと出展
現在は長野県松本市のアトリエにて制作活動
金属の板や線を叩いたりくっつけたりする方法で、うつわやアクセサリーなどものづくりをしています。
注意事項
○手づくりのため、風合いやサイズなど、若干の個体差がございます。はじめはピカピカと輝いていますが、空気による酸化で色が濃くなったり、しみのような斑点ができたりします。それにより、アンティーク調の味わいがでます。時々乾いた布で拭いて頂くと、より深い色になります。(酸化した製品でも体に悪影響はございません。)○商品の表面に画像ではお伝えしきれない、細かい擦れや傷のようなものがある場合がございますが、作業工程上、やむを得ないものとなりますので、予めご了承くださいませ。○特質により「緑青(ろくしょう)」という緑色のものや茶色のものがつく場合がございます。水に溶けず無害とされています。発生した場合は、拭き取ってお使いください。※拭き取った跡が残る場合もございますが、商品の特性の一つとしてご理解くださいませ。○作家・窯元によって、価格の見直し・改定が行われる場合がございます。
作家さんからのおすすめメンテナンス法
〇使い始めのうちは使用後に放置せず、すぐに洗って水気を拭き取ることをおすすめします。使ううちに酸化して服をまとったような状態になり、多少のことでは表面の色は変わらなくなります。〇酸味の強いものにつけておくと色が変わることがあります。〇ピカピカの状態がいい、好きじゃない色味になってしまった場合は、濡れた指に重曹の粉をつけてこするか、細い繊維のアルミスポンジでシャカシャカこすることにより、元に戻ることもあります。